オープンウィンドウ、風邪、体力の向上

 

今年は随分と風邪を引いた。
今も風邪を引いている。

最近の風邪のパターンはだいたい決まっている。
体を動かして疲れる→数日後に初期症状が出る→無理をすると悪化する
という流れ。

激しい運動の後はしばらく免疫力が落ちて風邪を引きやすくなる。
この現象をオープンウィンドウと呼ぶらしい。


なぜ最近になって頻繁に風邪を引くようになったのか、という自分なりの仮説なのだが、体力が付いたからではないかと思っている。
逆説的ではあるのだが、体力が向上して、以前ではできなかったような高強度の運動ができるようになった結果、免疫力が低下しているのではないか。

実際に以前よりも同じ運動で疲れにくくなったし、筋肉量も増えている。


もしこれが正しいとすると、体調管理がとても難しくなる。
体力の限界よりも手前に免疫力の限界値があるということだ。
つまり、体力を目安に運動をすると、これからも風邪を引き続けるということだ。

対策としては3つのことが考えられる

1. 体力的な限界を迎える手前で運動をやめる
2. 日頃の生活から風邪を引きにくい工夫をする
3. 運動時の栄養補給などをより充実させる

体力はもっと増やしておきたいので、運動の限界がこの程度というのは困るので、2か3になるだろうか。

手洗いの徹底や人混みを避けること、よく寝ること等をもっと徹底する。
これが恐らく確実だ。

あとは、運動時にカロリーとタンパク質の摂取量を増やすことで運動時の免疫機能の低下を抑えられるようなので、もう少し栄養補給を考えながら運動したい。

他には計画的な負荷の増大、つまり一気に負荷を増減させるのではなく、計画的に緩やかに負荷を上げることで、体力の底上げをするというのも考えられる。
ただ、これに関しては有効なのかは分からない。
10km走って疲労困憊する人がフルマラソンを走れるようになったとして、免疫力が低下するラインが10kmからどれだけ延びるのか、というとちょっとよく分かっていない。
少なくとも、アスリートレベルの運動は過負荷であり、風邪を引きやすくなるということだ。

運動で体を壊す人は、少なくとも自分は免疫力が低く、風邪を引きやすいという自覚を持って生活する必要がありそうだ。
体力があるからといって、生物として強いわけではないのだ。