長く歩くための身体の使い方について

10年くらいよく歩く生活をしていて、色々と工夫をしてきたので簡単にまとめる。

 

一番大切なのが、なるべく大きい筋肉を使うということ。

脚の筋肉は先に行くほど小さい筋肉になっている。

小さい筋肉は素早い動きはできるものの、疲れやすいという欠点がある。

 

よく拇指球で蹴るように歩けと言われるのだけど、これはふくらはぎから下の筋肉に負担がかかるため、長距離を歩くには向かない。

 

どこの筋肉を使うといいのかと言うと、主に大腰筋を使う。

大腰筋というのは、太ももを上げるときに使われる筋肉で、大腿骨からお腹をの中を通ってみぞおち辺りで背骨に繋がっている。

この大腰筋は非常に大きいので疲れにくい。

意識するのは難しいけど、太ももを上げるときに、腹筋の奥に負荷がかかる意識があると使われている。

ここをメインに使うようにして、膝から下はあまり意識をしない。

高い段差を昇降するときは、大腰筋と合わせてお尻の筋肉を使うと疲れにくい。

 

次に歩きやすい靴を履くこと。

足にあった靴で、なるべく踵とつま先の高さが同じものがいい。

個人的な感覚だと、かかとが高い靴はバランスが悪く、よい姿勢を保つために腰が痛くなるか、猫背になる。

軽くて紐靴だとなお良い。

履くときには座って毎回ひもをしっかり締めてズレないようにする。

 

蒸れにくい靴下を履くこと

足が蒸れると靴のなかで足が滑るし、皮がふやけて皮が剥けたりする。

いまは麻の五本指ソックスを履いていて、これだと蒸れがかなり抑えられる。

インナーファクトが超おすすめ。高いけど。

 

最後に、こまめに休憩すること

一度疲れてから休憩しても体力は戻りにくいけど、少しずつこまめに休憩すると体力が長持ちする。