長引く風邪で休息を真面目に考えた

1週間くらい風邪で休んでいる。
数年ぶりの風邪で40度近い熱が出た。
症状自体はかなり辛かったものの、心理的にはとても落ち着いた生活ができていた。


理由は、他の全てのことをやめてただ安静に過ごせばよかったからだ。
仕事も娯楽も、生産性も考えることなく、ただ無為に時間を過ごしていた。
生活ルーティンも無視して、運動もせずひたすらベッドでゴロゴロしていた。


風邪を引くことで、普段の自分がいかに安らげていなかったのか、理解できた。
仕事や生産性に取り憑かれていて、それらを完全に切り離すことができなかった。

会社員なら休日があるし、欧米ではバカンスという制度で強制的に仕事モードをオフにするらしいが、自分にはそのどちらもない。
緩やかに仕事と繋がって、義務感がどこかにちらつく。


これからはもう少しきちんと休息を取りたいなと思った。
定休日を設けて一切仕事をしないとか、インターネットを断つとか、旅行に行くとか。
全力で休息をとる、という意識を持って、人生のメリハリをつけたい。