育ちの良い女性が好きかもしれない

育ちの良い女性が好きかもしれない

幸いなことに今までそこそこの数の女性に相手をしてもらってきた。

その結果分かったことは、健康な女性が好きというもの。
そして、若い女性の健康の多くは、育ちに関係する。

健康に気を配るには、何が健康に繋がるか、あるいは、何が不健康に繋がるか、といった正しい情報にアクセスする必要がある。
幼い頃には、こういう情報を得ることはほとんど不可能だ。
健康をコントロールするという視点がまずないし、知識や知性の使い方を知らない。

若ければ若いほど、長期的に物事を考えることの有益性が理解できない。
生きている時間が短いので、先のことを考える意味も分からないし、想像したところで現実とは大きくかけ離れている。
中学生の半数は自分が30歳まで生きると考えてすらいないのではないだろうか。


こういう理由で、子供というのは、だいたい大学卒業くらいまでは、健康のことなんて考えずに生きるのが当然である。
そこに正しい知識と、長期的な視野と、インセンティブを持ち込めるのが親なのだ。
親がしっかりしていなければ、そもそも若者は健康的な生活ができない。


ぼくが知り合った子には片親だったり、ネグレクトを受けている子がいた。
彼女達はほぼ100%、歯医者の定期検診を受けていない。
そもそも、そこにアクセスするだけの知識と金を持ち合わせていないのだ。
反対に親が医者だったり、それなりにしっかりしていて、教育コストを注がれてきた子はそれなりに歯医者にも通っている傾向にある。

大人になれば、自分の健康をコントロールする能力が見につくが、仮に30歳であったとしても、22年間不健康な生活をしていたならば、その悪影響は少なくない。

お金が無くとも、片親であっても、子供の健康に気を使える親はいる。
でも、それはこの人が人並外れて素晴らしい人物であるだけだ。
金がなくては将来のことは考えられない。
長期的に見れば得をする投資、たとえば歯科の定期検診でも、目先の金が無くては通うことができない。
忙しければ、正しい情報に触れる機会も少なくなる。
親子の関係が悪ければ、子供は将来のことを考えなくなる。
将来なんて考えたくもないし、長生きしても辛いだけだ、と。

一言でまとめると、若者の健康は親が管理するしかなく、家庭環境の良い、育ちの良い子は健康面をよく管理されているということだ。
だから、健康的な女性が好きなぼくは、育ちが良い子が好きだ。

ただ、自分は育ちが良くないし、常識に欠ける人間だ。
育ちが良い子は常識的な人が多いので、あまり相性は良くない。