ネットサーフィンをやめたい

ネットサーフィンをやめたい

ネットサーフィンはメリットよりもデメリットの方が多いなと感じている。

理由
1. 情報の質が低い
2. 時間が無くなる
3. 自分と向き合う時間が減る

特に3が大きいなと思っている。

1. 情報の質が低いについて
ネットの情報はコストがあまり掛かっていないものが多い。
特に、話題の中心にあるのは、時事的なもので、流行っている瞬間には価値があるかもしれないが、時間が経つと価値がなくなるものが多い。
この手の情報に触れるなら、最新でなくてもいいので、本のようにコストが掛かっている情報を読む方が満足度が高い。


2. 時間がなくなる
人生の可処分時間はそう多くない。
ぼくはあまり労働時間が長い方ではないが、それでも時間が足りないと感じる。
例えば、8時間寝て、2時間食事をとって、その他の家事を1時間で終える。
仕事を仮に8時間とすると、合計で19時間。
一日の残り時間は5時間しかない。
移動時間とか、排泄とか、そういう時間もあるだろうから、ここから更に少なくなる。
たった5時間という可処分時間を質の低い情報の摂取に使うというのは、とても無駄に感じる。


3. 自分と向き合う時間が減る
これが一番大きい。
外からの情報を取り込むばかりでは、自分と向き合う時間が減る。
自分の感情や欲望や思考と向き合ったり、自分のプロジェクトを進めたり。
ある程度のインプットがある人であれば、物事を考えたり、楽しむためのリソースは既に持っていたりする。
外向きに情報を収集するのもいいけれど、内向きに、内省や実践に時間を使うほうが、自分の人生にとってはプラスになると思う。


どうネットサーフィンと向き合うか、という話に関しては、ネットと常に繋がるという前提をやめるのがいいと思っている。
常時繋がるのではなく、普段はOFFにしておいて、必要なときだけONにする。
使い終わったらまたOFFに戻しておくというイメージ。
情報に触れたくなったとき、まずは本を探してみる。
たまにネットサーフィンをするのもいいけれど、それは特別な贅沢や娯楽として接する方がいいと思う。