英語の情報に触れる

 

NO HARD WORKという本を読んだ。
非常に感銘を受けた。

プログラミング界では有名なDHHと、そのパートナーが経営する会社の運用方法を書いた本だ。
趣旨としては、彼らの哲学である、穏やかな会社を作ること、穏やかな働き方について書かれている。

ぼくは個人事業ではあるが、ぼくの心がける働き方に似た方針で、ぼくの遥かに先を行っている。
参考になるし、彼らの考え方を取り入れることで、ぼくもより良く働ける(そして生活できる)と思った。

非常によい本なのでおすすめしておく。
個人的な印象としては、メガネ21の経営手法を思い出した。

本題の英語の情報に触れるということについて。
良い本を書く著者は信頼できる数少ない書き手である。
情報が溢れる社会では、有象無象の発信する玉石混交の情報から良いものを選び取るよりも、信頼できる書き手の情報だけを追う方が良い。
そして良い本というのは、英語で書かれたものも多い。
せっかく見つけた良い書き手の文章でも、日本語で読めるものはごく僅かだ。
でも、英語であれば、未翻訳の本も読めるし、作者のブログも、Twitterも読める。

英語を読むのは面倒だけど、日本語の質の低い文章を早く読むことよりも、英語の質の高い文章をゆっくりと読むことのほうが、価値がある。
そういうわけで、DHHやジェイソン・フリードのブログを読んでいる。
幸いなことに、良いプログラマーの書く英語は非常に読みやすい。

https://world.hey.com/jason
https://world.hey.com/dhh