カネロvsチャーロ 感想
2階級差のマッチメイクはリアルタイムで見る必要がない。
チャーロが良くやっていたのは分かるのだが、カネロが体格差で普通に押しつぶした狩りにしか見えない。
強打を打っても全く効いてないんだから勝負にならない。
ダイジェストで良い試合だった。
過去の2階級差ビッグマッチを見ても、小さい方が勝った例はパッキャオvsデラホーヤくらいしか例がない。
ロマチェンコvsリゴンドー
スペンスvsマイナーガルシア
ゴロフキンvsブルック
直近で記憶にあるのはこの辺り。
どれもキャリアのほぼピークで下の階級の選手が負けて、それを境にキャリアは下降していった。
2階級差のマッチメイクはキャリアを破壊する。
まあ、vsカネロとなると大金を貰えただろうし、チャーロも退職金を手に入れてニコニコしながらサンキューカネロとお礼を述べて消えていくのだろう。
地味強の溜まり場だったSウェルターの結末がこれというのは、寂しさもあるが相応しいともいえる。
個人的にはクロフォードの供物になってくれれば良かったと思うのだが、クロフォードと戦ってても金にならないのでカネロ年金基金で正解なのだろう。
これで標的を無くしたクロフォードvsエニスの機運が高まるならチャーロは尊い犠牲だったと言えなくもない。