マインドセットよりもノウハウの方が重要

 

世の中のうまくいく方法というのは、マインドセットやビジョンのような大局的で抽象的なものと、ノウハウやハウツーのような具体的で細かいものがある。
ぼくは後者のほうがより重要だと思っている。

なぜなら、ノウハウは効果の測定ができるから。
たとえば、このエクセルマクロを使うことで従来と比べて作業時間が1/2になりました。
というのは効果が明確だ。

対して、自動化を導入しましょう、といったマインドセットをどれだけ唱えても、具体的なノウハウがなければ生産性は上がらない。

一つ一つをとってみれば些細なノウハウの積み重ねのみが、大きな差を生む近道といえる。
ノウハウというのは、具体的で実行可能。自分でコントロールできて、効果が測定できるものが良い。

理想論を言うのであれば、マインドセットを決めてそれに沿ったノウハウを構築する、というのが良いのだとは思う。
けれど、どちらが重要なのかというと、ノウハウの方が重要だ。
具体的であればあるほど、より効果的で重要なもの、という認識でいい。
マインドを掲げるときは、それを具体化して実行と効果測定ができるところまで落とし込む必要がある。

とここまで書いている文章も、どちらかというと曖昧で抽象的な内容だと思う。