情動の回復

怒りや憤り、思い通りにいかない、ままならない。

こういう感情が久しぶりに回復してきた。

大人になると経験によって感情のコントロールがうまくなる。

様々なことにうまく対処できるようになるし、あまりに大きい感情の負荷が良くないことを知っている。

感情的になることが少なくなっていく。

 

穏やかに生きるには感情のコントロールはうまくいくほうが良い。

しかし、何かを創造するときには、ポジティブなものであれ、ネガティブなものであれ、感情によるドライブが有効なときがある。

淡々と作り続けることは素晴らしいが、それだけで心が満たされることはない。

衝動によって突き動かされた感情の発露としての創造というのも、アマチュア的にであるが良いと思うのだ。

 

うまくいかないこと、ネガティブなものではあるが、それによって人生に彩りが戻ってきた感覚がある。

いくつになってもハングリーであり続けることは、とても大切なことなのかもしれない。

 

学生時代は悩みが無くなればいいのにと思っていたものの、悩みが少なくなってみれば、悩みを求め始めている。