スタイルを確立することと殻を破ること
年を取ると生きるのが楽になるらしい。
自己理解が深まることで、苦手なことを避けたり得意なことをやるうちに、自然とスタイルが確立する。
そうなってくると、少ない労力や疲労で物事をこなせるようになってくる。
大人というのは、確立したスタイルで自分の過ごしてきた年月を表現し、それが価値になると思う。
だけど、決まりきった自分のスタイルから足を踏み出さないことは停滞につながる。
時代の変化についていけなくなったり、飽きたり、老いて過去のスタイルではうまくいかなくなってくる。
大きく足を踏み出す必要はない。
ほんの少し自分の殻を破る、それを毎日繰り返して、柔軟なスタイルを確立していくこと、それが理想だ。