暇なときには料理動画を見るのが良い

暇なときには料理動画を見るのが良い。

手持ち無沙汰で暇なときに、暇を潰そうとニュースを見るのはあまり良いことではない。
ニュースの話題といえば、悲観的、暴力的、センセーショナルなコンテンツが多い。
事件とか炎上のようなネガティブなコンテンツもあれば、今後の日本や経済動向のネガティブな予測もある。
その反対に成功者や人気者の華々しい話題も次々と出てくる。
こういう情報に触れることは、なるべく避けたほうが良い。
悲観的すぎる情報は間違った未来予測の元になるし、我々の生活とかけ離れた成功者の華々しい一面だけを見続けていると、自分の日常生活を見失う羽目になる。


料理動画はそういう要素がほとんどない。
料理好きが楽しく料理を作っているだけ。
見ているだけでも楽しいし、プロの料理を見ているとさり気ない動作や調理過程がとても勉強になる。
料理は多様だが美味しさに共通する要素は限られている。
何度も何度も見ていると、料理を美味しくする共通のテクニックが分かるようになってくる。
事件を見ても明日の生活が豊かになることがないが、料理動画は明日の生活を今すぐ豊かにしてくれる。

あまり大層なことを言うと仰々しくなって心理的ハードルが上がるので好きではないが、料理のスキルを身につけることは、金を稼ぐことと同様に(あるいはそれ以上に)重要な文化的資本なのだと思う。