二の矢を避ける、宵越しの悩みは持たない

なにかうまくいかないことがあったとき、自暴自棄になるのをやめたい。
たとえば、人間関係がうまくいかなくてイライラしたから、夜遅くまで遊んで荒れた生活をするとか。


問題そのものに悩むことは、あまり生産的ではないにしろ、仕方のないことだと思う。
でも、自暴自棄になることは、不要な行為である上に、問題そのものよりも悪影響だったりする。


精神的な落ち込みは、遅かれ早かれ時間が解決してくれる。
でも、荒んだ生活は、それ自体が問題の種になる。
一度悪い生活リズムになると、他の多くのことにまで、悪影響を与えるようになる。
元の問題は時間経過で落ち着いていくのに、荒んだ生活問題は毎日起こるので、時間では解決できない。


問題そのものを避けることはできないが、二の矢を避けることはできる。
どちらかというと、こちらの方が大切なことだと思っている。
落ち込んだとき、その時だけはストレス解消してもいい。
けれど、それでスッキリして問題は忘れてしまうくらいのほうが、トータルで考えるとよい結果に繋がると思う。
宵越しの悩みは持たないという精神で生きていきたい。