ゴシップに触れると貧乏になる

 

ここ数年ゴシップをいかに遠ざけるかを考えてきた。
ゴシップに触れることによるメリットは殆どないが、デメリットは腐るほどある。

デメリットの一つ、ゴシップに触れると貧乏になる理由を書く。
結論から言うと、ゴシップに触れると失敗を恐れるようになるから貧乏になる。
ゴシップの性質とは、誰かの失敗を晒すことである。
プライベートでも事業でも、大抵は成功者の失敗を取り上げる。

完璧な人なんかいないし、人間は成功も失敗もする。
強さも弱さも併せ持つのが普通である。
でも、ゴシップは失敗や弱さを殊更に取り上げて叩くことにつながる。
それに触れ続けると、他人を見たときに失敗を見つけるようになるし、自身は失敗を恐れるようになる。

でも、お金を稼ぐことだったり、新しいことをすると、大抵は失敗する。
事業や挑戦というのは、失敗して当たり前。
失敗から学んだり、失敗への耐性をつけながら、傷だらけになって前に進む行為だ。

この挑戦とゴシップは非常に食い合わせが悪い。
ゴシップばかり見ていると、他人のあら捜しばっかりして、自分は動かない、要するに貧乏な人になる。

人はゴシップを求める本能がある。
理性で意図的にゴシップを遠ざけないと、ゴシップから離れられない。
だからこそ、ゴシップを遠ざけるだけで、大衆から少し抜きん出ることができる。

ゴシップに触れる代わりに自分のプロジェクトを少し進めるとか、本を読むとか、そういった行為の積み重ねが、人と違う成果に繋がる。