成果の指標は自分がコントロール可能なものにするとよい

成果の指標は自分のコントロール可能なものにすると良い。

たとえば、月100万円稼ぎたいとする。

100万円稼ぐというのは、自分ではコントロールの効かないことなので、指標には向かない。

 

これが小説家だったら、毎日原稿5枚分書くとか、その結果3ヶ月で1つ作品を作る、といったことに置き換えてやる。

これで100万円稼げるかはともかく、指標に対する進捗の確認はできる。

もし継続して目標を達成しているのに、成果が出なければ、指標そのものを変えてみる。

 

これをいきなり、月10万円稼ぐとか、読者数を1万人にするとか、そういうことになると、かなり不確実性が高くなってくる。

もし仮に何も書かなくても月に100万円印税収入があれば、ニート生活をしててもいいのか、という疑問も湧いてくる。

 

ニート生活云々と上がりの話についても書いておくと、これはありがちなことだ。

継続して成果物を出していて、当たったらぱったりとアウトプットをやめてしまう。

これには2つの落とし穴がある。

1つ目は今の収入の継続性がどれだけあるのか、という話で、一時的に儲けがあるのは、過去の努力とある程度の運の賜物である。

未来のために努力をしなければ、いずれ今の金脈は枯れてしまう。

 

そして、2つ目がブランクが長いとアウトプットの質が下がるというもの。

ブランクが長く続いたあと、いざアウトプットを再開しようとしたところで、元の水準まで戻るのには大変な努力がいる。

そもそも、技術や体力的なこともあるし、アウトプットは習慣であることが多い。

一度それらを捨て去って、また構築するのは膨大な努力を要する。

 

ちょっと本題から外れてしまった。

要するに、大切なのは自分がコントロールできる指標を設定して、アウトプットを継続するというのが大切なんじゃないのかと思っている。