高級ドライヤー市場がヤバい

いいドライヤーないかなとドライヤーを色々と眺めていたけれど、ドライヤー市場がヤバすぎる。

疑似科学の御用達、マイナスイオンは当然のこと、何とかイオンとか、分子を整えるバイオプログラミングとか、光で髪を育成するとか、波長の短い熱がうんたら。

疑似科学というか、頭の悪そうな謎技術のオンパレード。

それが5万以上でも平気で売れていたりする。

多分、ドライヤーが髪に影響を与える変数でまともなものは、風量と温度くらい。

あとは重さと取り回しやすさと値段がそれ以外の要素。

他の全てはバカ向けに成り立っている恐ろしい市場だった。

 

恐らく購買者のリテラシーが低いため、それでも売れてしまう。

買い手が馬鹿だと売り手も馬鹿に売れる商品開発をしてしまう。

家電のマイナスイオンとか、プラズマクラスターとか、そういうのはそれに金を払う購買者が悪いのであって、メーカーだけに原因があるわけではない。

 

あとは、美容師がドライヤーやヘアケア製品をブログでオススメしているのだが、ランキングの1位はあまり他では薦められていない商品が載る。

これはメーカーがアフィリエイトで、恐らくAmazon辺りよりかなり高いバック率でブロガーに提示しているはず。

なんというか、ドライヤーとかヘアケア市場、もっと言うと美容市場というのは、本当に恐ろしいところだなと思ってしまう。

 

僕たちが買うときに気をつけるのは、メーカーの独自技術は大概クソで、比較可能なスペックだけで比較して困ることはあまりない、ということだろう。