消費税を納めたくないので消費をしたくない

様々な経験を経て、行政への不信感がとても強い。
金を節約したいという理由よりも、税金を納めたくないという理由で消費を避けたいなと思っている。
霞を食って生きていけるわけでも、必要なものを買わずに不便に暮らすことを受け入れるわけでもない。
けれども、自分の払っている金の10%は税金として持っていかれるという事実は、消費をためらわせる強いモチベーションになる。
たとえば消費税がかからないのなら、もっと多く消費をしてもいいと思うし、10%以上の金を使うだろう。
これは金の問題ではなく、信念の問題だ。

 

毎日の消費は投票行動だという言葉がある。
我々の支持表明は、選挙のときのみ行なわれるわけではない。
少額の消費であっても、それは自分の意志を表明することである。

 

消費税問題に対する一つの解決策は、小規模の事業者を積極的に使うということだ。
売上が一千万円以下の事業者に対しては、消費税がかからない。
将来的にはこの制度はなくなるようなのだが、今のところはこの制度が成り立っている。
どこが小規模の事業者であるかはわかりにくいものの、小さければ小さいほどよいし、チェーン店よりも個人店のほうがいい。

そういうわけで、無駄な浪費はなるべく避けて、小規模な事業者からものを買う。
これがぼくの投票行動になると思う。