コロンビアのエルパライソはアナエロビックではなくエッセンシャルオイルで香り付けをしているという説がある
日本語記事
https://real-coffee.net/about-us-coffee-colombia-finca-el-paraiso-rose
元記事
https://sasasestic.com.au/whats-problem-infused-coffees/
エルパライソといえば変わった香味をウリにしているコロンビアの有名農園で、これが精製ではなく添加による香り付けだとすると、レギュレーション違反のような気がする。
とはいえ、コーヒー業界にはスコッチウイスキーのような厳格なレギュレーションはないので、コーヒー業界の透明性を考えるなら添加物に関する取り組みは作られていくべきだろう。
ただし、市場が精製による後付の香りを評価しているし、トップダウンによる監査も検査コストを負担することもできない以上、こういうことは野放図に行われ続けると考えるのが自然だろう。
エルパライソがエッセンシャルオイルを添加していないとしても。
ちなみに、元記事には添加物によって香り付けしたコーヒーの見分け方が書いてある。
1. 20gほどの生豆に40℃のお湯を注いで10-15分ほど置く
2. 生豆から強いジャスミンやローズやシナモンの香りがするなら、香り付けコーヒーの疑いが強い。香り付けのしていないコーヒーは生豆の状態でそんな香りはしない
3. 焙煎豆をカッピングしてみて、以前その香りが強く、コーヒーの自然な特徴がなければ、香り付けのより強い証拠になるだろう
4. 香り付けコーヒーの疑いが強い豆を焙煎後6ヶ月ほど乾燥した場所に置いたあと、カッピングしてみて豆の劣化味よりも後付けした匂いが強いはずだ
スコッチウイスキーのレギュレーションについて