信念なき者は勝ち残れない

信念なき者は勝ち残れない


ある競争で抜きん出ようとするならば、人とは違う選択肢を取らなければいけない。
それも一度だけでなく、常に人と違う選択肢を選び続けなくてはいけない。


我々にはそれができない理由が2つある
1. 他の人と同じだと安心する
2. 本能的な理由


1も他の本能的な理由に包括されるのだが、強固なため別に書いている。
我々は多かれ少なかれ、他人と同じだと安心する。
そういう性質を持ち、さらに教育や社会によってその傾向は強められる。
こうした縛りから抜け出さねば、他の人と同じことをして、同じだけのリターンを得て終わる。
多少才能や運に恵まれたなら頭一つ抜きん出られるかもしれないが、構造を越えるほどのリターンは得られない。


我々には本能的な弱点がある。
怠惰であったり、長期的な視野が持てなかったり、感情に振り回されたり。
この本能的な弱点を克服するには、信念や目標といった行動原則を強く定めておかなくてはいけない。
我々はすぐに目標を見失う弱い生き物だ。
だからこそ、信念、言い換えると超長期的な視野を持つことで、本能的な弱点を克服する必要がある。

 

信念があれば上手く行く、と言うわけではないが、信念なき者は大衆から抜け出すことは難しい。