顔周りの情報量コントロール
ファッション論。
最近アイウェアに興味が出て色々とかけている。
結論としては、顔周りの情報量をアイウェアで最終調整するのが良いということだ。
顔周りの情報量、と言ってもよく分からないと思うので例をあげていく。
彫りが深い顔立ちは情報量が多く、平べったい顔は情報量が少ない。
髭があると情報量が多く、髭がないと情報量が少ない。
髪が長いと情報量が多く、髪が短いと情報量が少ない。
イヤリングやピアスなどのアクセサリーは情報量を増やす。
帽子やマスクはどちらにもなり得るが、基本的に情報量を増す方向になりがち。
こんな感じの要素をうまく調整して、ベストバランスの情報量に整えるといい感じに見える。
情報量が多すぎるとゴテゴテしてうるさいし、少なすぎると飾り気がない田舎の中学生みたいになる。
例を出してみると、丸刈りで髭がない男性がいるとする。
一般人な日本人の顔立ちだと、情報量が少なすぎる。
日本人の顔立ちは彫りが浅いので、のっぺりした印象になる。
情報量が少ないので、他の要素で情報量を足してあげる。
髭でもいいし、アクセサリーでもいい。
でも、眼鏡を使うと簡単に情報量を足してあげることができる。
眼鏡は顔に占める面積が大きく、フレームの色や幅で情報量の加減が容易だからだ。
ピアスはよっぽどのことがなければ、面積が小さく足せる情報量に限りがある。
眼鏡で情報量を足すポイントは、フレームの太さと色だ。
フレームが細いチタン製であれば、情報量は少なめになり、太い黒縁などになれば、情報量は多くなる。
例に出した丸刈り髭無しの人は、ベストバランスから情報量が少なすぎるので、大きめ太めの黒縁メガネでガッツリ情報量を乗せてあげるとうまくまとまるはずだ。
でも、髭をはやして帽子を被るなら、太めの黒縁では情報量が過剰になるかもしれない。
そういうときは細いチタンメガネで情報量を少し落とす。
こういう使い方でメガネを使うと、情報量の調整がかなり簡単にできる。
髪や髭の手入れには時間がかかるが、眼鏡はすぐにかけ替えられる。
全体のコーディネートを済ませたあとで、最終調整で顔周りの情報量を整える、という使い方ができる。
今回はフレームの太さだけを語ってみたけれど、レンズの色とかフレームの色で調整する方法もある。
基本的に濃いほうが情報量は多い。
余談
最近は黒縁メガネが流行りらしいけど、これは男性のヒゲ脱毛が増えてきた反動じゃないかと思っている。
日本人は髭がなければ、情報量が足りない。
髪の短い男性では女性よりももっと情報量が不足しがちだ。
それを補うのが黒縁メガネというわけだ。
個人的にはチタンの上品なメガネが好きなので、全体のバランスを取るならヒゲはあってもいいんじゃないかと思っている。
男性は薄毛問題がある。
薄毛になれば情報量は減ってしまう。
それを補うには、それなりの情報量を追加する必要がある。
眼鏡だけで頑張ってもいいけれど、眼鏡とヒゲがあると禿げてもいい感じに見えるのではないか、と思っている。