どちらかに肩入れしたスポーツの実況解説が気持ち悪い

スポーツの実況と解説はフラットな立場でいるべきで、片方を応援するような内容では良くないと思っている。

これはボクシングでも同じで、エキサイトマッチでも外国人同士の試合ならフラットでいいのだ。

それが、日本人選手が出てくるとたちまち日本人選手に入れ込んだ実況と解説をはじめるので、実際の試合展開や技術の応酬とズレていく。

それでもエキサイトマッチはまだマシな方で、地上波なんかを見ていると完全にぼくの見ているボクシングとは違う競技を実況解説していてることもある。

これでは、視聴者が採点を間違えるのも分かる。

ということで、地上波や日本人の試合は音声を切って見ている。

副音声で実況解説なしの現地音声を流してほしいのだが。

RIZINは実況解説ありのPPVより現地音声のみのYouTubeの方が基本的に良い。

まあK1よりはマシはマシなのだが。

 

オリンピックは1秒も見ないことにしているのだが、たまたま目に入ってしまい、大変不快だった。

明らかに日本人選手に肩入れし、相手選手は名前どころか、「相手」だとか「〜国選手」だとか、敵国扱いで名前すら呼ばない。

技術についてもあまり触れられない。

しかもNHKですらこれである。

オリンピックが嫌いな原因の一つには、こういう低レベルなナショナリズムに満ちた実況解説が含まれるように思う。