オリンピック不要派

東京オリンピックには招致時点からずっと反対してきた。

理由は、オリンピックは膨大な税金を投入して一部の関係者と大企業に配分する装置でしかないからだ。

 

まず、膨大な予算がかかる。

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-46257994 

ほとんどのオリンピックは赤字である。

そして、利益を得るのは土建業やIOC、税金が投入されるスポーツ関連、スポンサーの世界的な大企業、スポーツ用具企業など、ごく一部である。

膨大な税金を一部の限られた人達に再配分するだけの運動会、というのが実態だろう。

 

開催される競技の中には、オリンピックが最高の舞台、というものが多いだろう。

果たしてそれらの競技を税金を投入してまで見たいのか、見る必要があるのか。

たとえば、サッカーやテニスなどプロスポーツとして成立している競技ではオリンピックの地位はそう高くない。

彼らは税金を投入せず、自前で興行を成立させている。

プロスポーツはこのような形態を目指すべきであって、中途半端に税金頼りなオリンピックを最高の舞台にしてはいけない。

本来はオリンピックのアマチュアリズムというのもあったのだが、遥か昔の話であろう。

 

ぼくの好きなボクシングも、オリンピックに支えられてきた部分は否めないが、正直もう無くてもいいのだ。

マチュアボクシングはプロボクシングより地位や注目度が低いのは誰の目にも明らかである。

ちゃんと自立してプロスポーツとしての地位を向上させる、一部の利権屋のために税金を投入しない、そのためにオリンピックなんて消滅すべきだ。