効率的に栄養がとれる食品を探す。gあたりの栄養価が高い食品を選ぶ

効率的に栄養がとれる食品、たとえばサラダに注目すると、キュウリやもやしと、しそやパセリでは天と地ほどの差がある。

1日350gを愚直に守るのもいいが、そんなに多く食べられないという人もいる。

そういう場合には、gあたりの栄養価の高い食品を優先的にとる戦略がいい。

たとえば上にあげたパセリやしそはとても栄養価が高いし、レタス類でもレタスよりサニーレタスを選ぶ。

 

スプラウト類は栄養価が高いが、かいわれやブロッコリースプラウトよりは豆苗の方が栄養豊富だ。

 

他にも海苔や鰹節の栄養価はとても高い。

この手の少量でも栄養豊富な食材を基本に食べるものを組み立てていくと、350gを食べられなくても栄養は取れることになるし、350gを食べればより健康になれるかもしれない。

 

問題はこれらの少量でも栄養豊富な食材を大量にとるには金がかかるということだ。

シソだってパセリだって豆苗だってお腹が膨れるほど食べると高いじゃないかと。

そういうものは自分で育てるのがいい。

シソなんて育ててみると恐ろしくコスパのいい野菜だということに気づく。

スーパーひと袋のシソを買う金で苗が買えて、スーパーで買う何十倍、あるいは何千倍にも増えてしまう(いまは秋なのでこれから育てるのは割に合わない)。

 

野菜は収穫して時間経過とともに栄養が失われていくものなので、自宅の採れたて野菜はgあたりの栄養価がとても高い野菜だ。

 

なんだか話が家庭菜園のすすめになってしまったが、育てにくいものやそもそもそんなのしたくないって場合でも、gあたりの栄養価が豊富な食品をいつもの食事に少し加える、あるいは値段は変わらないけど少し栄養価の高いものを選ぶという選択は健康への確実な一歩となる。

 

これらは主要なビタミンやミネラル、タンパク質をベースに考えたもので、ブロッコリーのスルフォラファンみたいな極微量でも特殊な働きをする成分はまた別。