スポーツの応援が嫌い

学生時代の部活で補欠だった時期があったのだけど、県外遠征のために朝早くから出かけて、丸1日をほぼプレイすることなく過ごしていた。

全くの虚無であって、遠征費だけが溶けていった。

ぼくはあくまでその競技がしたくて部活に入っているのであって、片道まで2時間以上かけて発声練習するために部活に入っているのではない。

学校に残って補欠だけでミニゲームをしたり、練習している方が楽しいし、実力もつく。

 

そういうことを顧問と話したこともあったし、何なら金の無駄だから休むだけでもいいとも言っていたのだけど、とうぜん聞き入れられなかった。

当時の部活環境は今ではちょっと考えられないほど旧態依然だったけど、今でも部活の応援文化は死んでいないようだ。

 

元々の性格もあるが、こういう経験を経てスポーツの応援なんてのは、すごく無駄なことだと思ってしまうようになった。

今になって思うと補欠の期間が長い部活なんて大した才能がないのだからさっさと辞めてしまった方がいいなと思う。