井岡タトゥー問題
刺青は反社の象徴ってことで日本人選手は刺青を隠せってJBCが言ってるらしいけど、少しボクシングを知ってる人ならJBCがクリーンさをアピールするのを見て、ちょっと笑ってしまうだろう。
虚偽の暴力事件をでっち上げて亀田兄弟を日本から追放して、裁判で負けて破産しかけたばっかりだというのに。
ほかにも選手をジムの隷属化して気に入らない選手は試合を組まずに、試合を求めて移籍しようとしても法外な移籍金をふっかけた上でジム間で組んで干す等、選手はジムの奴隷になるか引退させられるしかなかった。
組事務所も真っ青のプロボクシング運営を長年続けてきた癖に、こんな些細な問題なんてどうてもいいだろうと。
タトゥーどころか背中に般若が彫られていてもJBCよりは可愛いもんである。
少し前にアマチュアボクシング協会が叩かれた時期があったが、国内ボクシングはアマチュアもプロも酷いもんだった。
海外でもプロモーターが干したり契約問題で数年試合ができない等あったりするが、コミッションがここまで腐ってることはそう聞かない。
ということで、刺青程度が問題になるならJBC以下日本ボクシング界はプロアマ問わずとっくに塵も残さず消滅していてもおかしくない。
なんか熱い記事があったので暇があるなら眺めてみるといいのでは。
あと井岡に関しては、今後はビッグマッチを望むだろうし、アメリカ主体にJBCの管轄外でキャリアを終えるつもりじゃないだろうか。
今回は田中が相手だから日本で試合をしただけで。
まあ軽量級は日本市場がいちばんデカいし日本でやるのが儲かりそうだけど、エストラーダ相手ならアメリカのほうが儲かりそうだ。
ロマゴンなら日本に馴染みがあるという点でどちらでも良さそう。
SANKYOという強いタニマチがいるから日本追放されてもマカオで試合組めばいいだけだ。
民主主義のどん詰まり
コロナ対策を見ていると、民主主義のどんづまり感を感じる。
大規模な政党が与党を担い、世襲議員や地盤の継承を前提とした集票システムがあると、まず票田を見て利益配分を決め、そこから妥協できそうな政策の立案になってくる。
すると、コロナ対策をしているにも関わらず特定の分野は除外とか、助成金を出す、なんてことになって非常に非効率なことになってしまう。
さらに悪いことに、菅首相は自民党でも珍しい非世襲の総理大臣なので、地盤の強固さも、党内での強い派閥も持ち合わせていない。
こうなると、特定のセクターを切り捨てて効果的な施策を打つなんてことはできなくなってしまう。
このような場合は既存勢力以外の政党が頭角を現したりするものだが、日本は少子高齢化に加え、若者や浮動票の投票率が低く、議院内閣制のためその可能性も高くない。
ということで、成熟した政治制度と利権構造は正常な意思決定を妨げてしまう、というお話。
糸ようじは歯ブラシの後がいいのでは
糸ようじを使っている。
糸ようじが効果的であるというエビデンスはいまのところ無いようだが、使ったほうがきれいになるので使っている。
糸ようじは歯ブラシの前に使うことが一般的らしいが、歯ブラシ後に使うほうがいいような気がする。
理由としては、糸ようじは歯ブラシよりも効果が劣るため、歯ブラシだけは確実にする習慣をつけたほうが良さそうだからだ。
疲れているときや時間のないときは歯ブラシだけでも毎回やる、時間があれば糸ようじをやる、ということを習慣づけておくと歯ブラシを使う回数が増やせるし、漏れがなくなる。
オリンピック不要派
東京オリンピックには招致時点からずっと反対してきた。
理由は、オリンピックは膨大な税金を投入して一部の関係者と大企業に配分する装置でしかないからだ。
まず、膨大な予算がかかる。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-46257994
ほとんどのオリンピックは赤字である。
そして、利益を得るのは土建業やIOC、税金が投入されるスポーツ関連、スポンサーの世界的な大企業、スポーツ用具企業など、ごく一部である。
膨大な税金を一部の限られた人達に再配分するだけの運動会、というのが実態だろう。
開催される競技の中には、オリンピックが最高の舞台、というものが多いだろう。
果たしてそれらの競技を税金を投入してまで見たいのか、見る必要があるのか。
たとえば、サッカーやテニスなどプロスポーツとして成立している競技ではオリンピックの地位はそう高くない。
彼らは税金を投入せず、自前で興行を成立させている。
プロスポーツはこのような形態を目指すべきであって、中途半端に税金頼りなオリンピックを最高の舞台にしてはいけない。
本来はオリンピックのアマチュアリズムというのもあったのだが、遥か昔の話であろう。
ぼくの好きなボクシングも、オリンピックに支えられてきた部分は否めないが、正直もう無くてもいいのだ。
アマチュアボクシングはプロボクシングより地位や注目度が低いのは誰の目にも明らかである。
ちゃんと自立してプロスポーツとしての地位を向上させる、一部の利権屋のために税金を投入しない、そのためにオリンピックなんて消滅すべきだ。
戦力の逐次投入
拡大解釈はよくない。
コロナ対応など事あるごとに戦力の逐次投入は良くない、というような言葉を聞く。
しかし、戦力の逐次投入が良くないというのは、あくまで戦闘においての話である。
ランチェスターの法則というものがあって、端的に言うと個々の戦闘力が同程度なら数の多い方が強い、というものである。
だから相手より勝る数をぶち込めというだけの話である。
ランチェスターの法則がそのまま当てはまらないものに関しては、戦力の逐次投入が悪いわけではない。
ギャンブラーなら大数の法則を知らない人はいないだろう。
試行回数を増やすごとに期待値に収束するわけだから、一回の勝負に有り金全部ぶち込むのはド素人だ。
持ち金の管理、リスクマネジメントというのは優秀なギャンブラーには必要な能力だ。
それっぽいことを言う人は多いが、それが本当に正しいのかはまた別問題だ。
世の中に戦いは数あれど、戦闘というのはそんなに多くないものである。
家庭菜園の最大の利点は保存性かもしれない
野菜は収穫をしたときから品質が低下するものである。
そうでないものもあるが、大部分はそうである。
葉物野菜は痛みやすく、スーパーで買ったらすぐに消費をするべきである。
しかし、家庭菜園をしていたら保存性はかなり良くなる。
収穫しなければ品質は低下しないし、大きくなりすぎて固くなることがあるかもしれないが数日程度なら全く問題ない。
収穫、といっても根っこからとるわけではなく、できた部分から少し刈り取って食べるわけである。
つまり、いつでも新鮮な野菜がとれるし、収穫しない場合は鮮度をそのまま維持できる。
どれだけいい冷蔵庫を使うよりも、家庭菜園の方が保存性が高い。