316Lステンレス(SUS316L)のカトラリーは金気を感じにくいのか?

スプーンを購入しようと思い、調べてみた。
高級なステンレス製スプーンの違いは、主にステンレスの素材の差ということになりそうだ。
クロムとニッケルの含有量が多いほど、耐食性が高く、金気を感じにくい。
18-8よりは18-10の方がいい素材。(前の数字がクロムで、後の数字がニッケル)
18-12以上が高級カトラリー、という区分らしい。
http://www.saks.co.jp/kinzoku_stain.html

ちなみに、この比率は大抵のステンレスカトラリーに書いてあるので家にあるものを見てみるといい。


さて、サクライが出している最高級ラインが316Lステンレスを使ったスプーンである。
これは耐食性が最高らしいが、金気に関してはどうだろう。

316Lは
16-18%のニクロム
12-15%のニッケル
を含む
https://www.tokkin.co.jp/materials/stainless_steel/high_corrosion_resistance
モリブデンを添付して耐食性を増している、とのことで、2-3%のモリブデンが含まれる。


結論としては、18-12よりは金気を感じにくいが、サクライの出している20-20よりは金気を感じる、ということで良さそうだ。
とりあえず18-8、18-10、18-12、20-20、316Lのすべてを買って試してみようと思う。