逆走する自転車の右側を通ってはいけない

自転車は左を通ることになっている。

だけどたまに逆走してくる人がいる。

自分が自転車で左側を走っているとして、このときに右側に避けてはいけない。

右側に避けると、逆走自転車と車に挟まれる危険がある。

ルールを守っているのはこちらなのに、それは損だ。

じゃあ左側に良ければいいのか？

それも微妙だ。

左に行き過ぎると、今度は壁や通行人と逆走自転車に挟まれる。

じゃあベストは？

避けない。相手に右側に避けてもらって、こちらは一切避けない。

これがベストだ。

しかし相手は逆走するような人なので、こちらが避けないと相手に避ける選択肢がうまれる。

その場合、左側に突っ込んでくる危険がある。避けないのが理想的だが、現実的ではない。

そこで妥協案としては、あらかじめわずかに左に避けておく。

左に避けて相手をかわすのではなく、左に避けることで、相手に右側を譲るのがベストだ。

相手がこちらを視認した段階で、さり気なく、ほんの少しだけ左に避けて、右側をお通りくださいと誘導する。

大抵の相手はこれで右側を通ってくれるし、リスクを相手に押し付けて安全に通行してくれる。

これは歩行vs自転車でも同じで、逆走する人に対して自分がリスクを負うのは損なので、積極的に相手に押し付けていく姿勢が身を守る。