ブルーインパルスと大仏建立

ブルーインパルスが飛ぶたびに、大仏の建立を想像してしまう。

飛行機が飛ぶと厄災が払われるエビデンスは不明だが、世間的にはいい感じに受け入れられているらしい。

1300年ほど経って、大仏は空を飛ぶようになった。

科学の素晴らしさと日本人の信仰の深さがよく分かる。

あとの世代には、2020ブルーインパルスと歴史の教科書に書かれるかもしれない。

大仏よりほど金はかからないのでエコとも言えるが、資産性がないので投資ではなく浪費という意味では、自衛隊駐屯地に大仏を建てたほうが良かったのではとも思う。

更に年月が経ち、歴史資料が散逸したあとで、カーゴカルト的な扱いをされると面白い。

日本人は飛行機を聖なるものとして扱い、厄災を祓うために飛ばす宗教だったのだ、と。