カロリー制限の教祖が79歳で死んでいた

https://en.m.wikipedia.org/wiki/Roy_Walford

ロイ・ウォルフォードは著名な研究者かつカロリー制限の実践者で、娘のリサと共にカロリー制限関連の出版等をしていたのだが、結局79歳でALSで死んでしまった。(彼の出版した本のタイトルは"120歳以上生きる健康法"だ。)

2004年時点でアメリカ人の平均寿命は77歳程度で、男性は数年短いかもしれないが、彼らカロリー制限信者(もっとも彼の場合は教祖だが)の言うような劇的な効果はなく、せいぜい数年長く生きた程度だった。

平均寿命は幼児死亡が平均を引き下げることや、彼が幼児の頃からカロリー制限を行っていないことなどを考慮して、平均寿命ではなく、特定時点の平均余命から見るともっと効果は小さく見えるだろう。

 

たかだか一人の結果を一般化することはできないが、我々の人生はたかだか一人分しか生きることができない。

人生のリソースをどう使うかはよく吟味した方が良さそうだ。

 

ちなみに、娘のリサはヨガの教祖に鞍替えをはかっているようだ。

この手の人達はなぜかスピってヨガマスターになりがちだ。