流行の技術を追う必要はない派

プログラミング界隈を見ていると、流行の技術とか、流行の開発体制を追うのが仕事みたいな感じに見える。

けれども、数年後に振り返ってみるとまた別の流行りに移り変わっている。

 

プログラミングの流行も、他の流行と同じようにより大きく長い波と小さく短い波がある。

最新の技術で売るのでなければ、大きな波ができているのを待ってから乗っても十分であるように思う。

何なら、使い慣れて環境が整っている枯れた技術でいい。

問題が出ていないのに次々と流行に目移りするのは、プロダクトを作って、そこから収益を得る立場の人にはあまり良くないのではないだろうか。

 

今のプログラミング界隈の人は勉強が得意な人が多いから、勉強によって立場を高める方向のインセンティブが働きやすい方向にある。

けれども、必ずしもそこに乗る必要はないように思う。

もし勉強をするとしても、流行りの技術や設計よりも、データ構造とアルゴリズムとか、低レベルの枯れた技術のほうが賞味期限が長くていいんじゃないのかなと思っている。

 

ぼくが流行に冷ややかな立場を取りがちで、最先端を追わずに大きい波に乗ればいいという立場なのと、テック系企業で働くイケてるプログラマーじゃないということもあって、今はこういうスタンス。