カルボナーラレシピ とパスタTips集

 
 
材料
パルミジャーノレッジャーノ 25g
卵2個
ベーコン適量
オリーブオイル適量
胡椒適量
太めのパスタ
 
 
手順
1. パルミジャーノレッジャーノを削る。
2. 卵白を3/4ほど捨てて、残りを1と混ぜる。
このときに食べる皿で混ぜておくと洗い物が減る。
3. ベーコンをオリーブオイルで炒める
4. いい感じになったら火を止めて、粗挽き胡椒を投入。予熱で香りを出す。
5. 1%の塩でパスタを茹でる(2%くらいでもいいかも。理由は後述)
6. パスタが茹で上がる1分前になったら、茹で汁をお玉0.8杯くらいフライパンに入れて火をつける
7. 茹で上がったパスタを6に投入
8. 6とパスタを絡める
9. 火を止めて8に1を投入
10. ゆっくり混ぜる
11. 皿に盛って胡椒をかける
 
 
失敗の少ない順番に書いているけれど、手際よく時短するなら、
1. パスタの湯を沸かしたり茹でたり
2. ベーコンを炒める
3. チーズと卵を用意
の方が良い
 
 
混ぜ合わせた卵とチーズに麺を投入する方式(ボウル式と言う)をとっていたけれど、フライパンに入れて予熱を加えながら混ぜ合わせるほうが、温度が高くなって良い。
ただし、火をつけながらだと卵が固まって炒り卵になるので、火を止めて混ぜるほうが安全。
ボウル式をやるなら、パスタが茹で上がる直前に鍋の蒸気にボウルを当てて温めてあげると良い。
 
 
作業としては、ベーコン&オリーブオイル&胡椒&茹で汁のソースに麺を十分に絡めて、最後に少しだけ卵とチーズのソースと混ぜるイメージ。
ソースと麺を十分に絡めた方が、最終的に出来上がるものは美味しいと思う。
乳化とかもこの段階で済ませておく。
ここで水分調整をして、緩めが良いのならソースの水分量は多め、濃厚なものが好きなら水分を炒めて飛ばしてから卵&チーズのソースと混ぜる。
 
 
最後にゆっくりと混ぜるのは、空気を含ませすぎるよりも、重めのソースにしたほうが美味しいから。
ゆっくりとかき混ぜるだけで十分。
 
 
パスタでは塩単体で加えるよりも、茹で汁を使うとか、アンチョビみたいな塩蔵物を入れるとか、茹で汁の塩の量を予め増やしたほうが美味しい気がする。
このレシピだと、塩分を加えるタイミングは茹で汁をフライパンに入れるときだけ。
健康的だけど、美味しさを一番に考えるなら、塩分が足りない。
茹で汁の塩分を1.5%とか2%にしておく方が美味しい気がする。
ベーコンを多く入れて塩分を調整するのもありだと思う。
この辺りは要改良。
 
 
胡椒は先に乾煎りして香りを出すということをよく聞くけど
1. 乾煎り
2. ミルに入れる
3. 挽く
のが面倒なので、オイル加熱の最後に粗く挽いた胡椒を入れて予熱で香りを立たせるのが好き。
 
 
パスタの基本は
1. フライパンでオイルと香りの出るものを炒める。
2. そこに茹で汁を入れてソースを作る。
3. そこに麺を投入して茹でながら味を整える。
 
という流れに統一したほうが覚えることが減って楽だと思う。
これの最大のメリットが、コクを引き出せることだと思う。
パスタには出汁のような旨味成分があまりない。
強いて言うならトマトとかアンチョビとか。
それを補うのがメイラード反応によるコク。
ベーコンとか玉ねぎとかトマトとか、多少の焦げが許容できる食材は長めに火を入れる。
このときに鍋底に焦げができる。
フライパンにパスタを投入して焦げをこそぎ取りながら炒めることで、パスタに欠けがちなコクを引き出せる。
 
 
和食的な考え方をするなら、ドライトマトを水で戻して入れるとか、茹で汁を昆布だしや鰹出汁にしてみるとか、魚粉をぶっけてやる、みたいな方式でも旨味を引き出せるかもしれない。
要検討。
 
 
前も書いたけど、パスタをソースに入れるときにザルはいらない。
トングで麺を掴んで鍋に移す。
理由はパスタは湯切りがシビアではないし、ザルは大きいので洗い物の手間が増えるから。
 
 
パスタを茹でるときは、火は弱めでOK。
火を強くして泳がせなくても十分茹で上がる。
パスタの表面はザラザラしていて(ブロンズダイスというタイプだけだけど)麺とスープが絡むようになっている。
あまり強火だと麺同士が擦れてザラザラが消える。
何よりも吹きこぼれるのが面倒。

 

アニメOBSOLETEが面白かった。雑な考察とか

OBSOLETEはミリタリーロボアニメ。

 

 

概要は公式サイトでも見てもらえるといいのだけど、格安で2足歩行ロボットが世界中で手に入るとしたら、世界はどうなるのかという話。

 

このアニメ、SFとしてとても良く設定が練られていて、考証がされている。

SF好きとしても、ミリタリー好きとしても、ロボット好きとしても楽しめる。

 

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物語のはじまりは、突如あらわれた宇宙人が石灰岩1000kgと2足歩行ロボットを交換してくれることからはじまる。

燃料も操縦のための訓練もなし、買うのに必要なコストは1000円くらいということで、世界中の誰でも買えて誰でも乗れるロボット。

 

現代において2足歩行ロボットなんて、効率が悪いしわざわざ操縦者を載せる必要性もなく、バンバン量産する金はどこから出てくるのかという現実的な壁が存在する。

そういう都合の悪い部分を宇宙人が解決してくれる。

そして、この嘘以外は骨太なリアリティが支えている。

宇宙人についてはこの部分以外は物語に関わらない。

単に、以上の前提を成立させるだけの舞台装置だから。

地球にとってはありふれたものが他の惑星では希少品、という話はSFではよくある設定で、キン・ザ・ザを思い出した。

 

ロボット(エグゾフレーム、以下エグゾ)もただの素体だけ宇宙人がくれるため、戦闘用の外装なんかはついてこない。

初期は運用ノウハウもないため、各勢力がそれぞれ独自の外装や武装を整えている。

メカ的な魅力はこの辺りにある。

2014年から2035年までの時代を描いていて、初期は手探りで装備を整えている。

テープで留めただけのタブレットを外部モニターにしていたり、AKをただ備え付けただけのような装備で戦う民生品の流用で武装していたりする。

初期はエグゾ専用の武器が整っておらず、既存の人間用の武器を流用した戦いが多く見られる。

また、金のある勢力は専用設計の装備を持っていたり、潤沢な装備を持っているのに対して、貧乏な勢力は数に任せて自爆がメインのカミカゼ戦略をとる。

 

以下エピソード毎のネタバレを含む考察とか。

まず陣営が主に2つに分かれている。

先進国vs後進国という構図になっていて、先進国は格安で燃料も不要のロボットの使用が広まれば、自分たちの産業が持つ優位性が失われる。

そこでサンクトガレン条約でエグゾの使用を禁止する国際条約を締結した。

その戦闘にいるのがアメリカ。

 

しかし、貧困国からすると先進国から高い金で買うよりも、遥かに安く手に入り、操作も簡単なエグゾの使用は当然となる。

エグゾ推進の戦闘にいるのが、アザニア共和国(架空の国)となる。

アザニアはエグゾの使用を推進することで、先進国と発展途上国の技術格差を無くすことを掲げている。

そのために、エグゾの軍事利用を秘密裏に推し進め、各国の紛争でエグゾを使用する特殊部隊(アウトキャストブリゲード)を投入して戦況を変えている。

 

アザニア、アザニア擁するアウトキャストブリゲード、アザニア側に付く後進国vsアメリカ、アメリカ海軍のエグゾ部隊、アメリカ側に付く先進国というのが主な構図。

アメリカ側の特殊部隊が主役ではあるが、サンクトガレン条約の手前、海軍がおおっぴらにエグゾを投入するわけにはいかないし、上層部の危機意識も低いため、エリートながら少人数の極秘部隊という扱いになっている。

 

以下各エピソードの感想 

EP1 

これは時系列でいうと2022年の物語のため後で書く。

 

EP2

2015年のアフリカが舞台。

エグゾが武器としてはじめて投入された。

この頃はアフリカのゲリラ舞台が、ほとんど素体のまま扱っている。

何の装甲もなく、素体に乗ってAKを売ったり、自爆が主な作戦。

アウトキャストブリゲードのエンブレムである左頬に二本の傷があるドクロが描かれている機体が現れる。

しかし、この頃にはまだアウトキャストブリゲードが組織される前であるため、ドクロ傷のエンブレムを使っているのはザヒールのみと推測される。

つまり、ザヒールが現地のゲリラを組織して、米軍を打ち破った戦いだと推察できる。

 

 

EP3 2016年 カシミール地方

印パ紛争に軍隊としてはじめてエグゾが投入された。

その現場のインド側にアメリカ海軍の三谷島が視察に訪れた戦い。

ちょうどハマったのはこの辺りから。

三谷島はアメリカ海軍ではなく、日本の陸上自衛隊員に偽装してインド軍に視察に行った。

この事から、インドはサンクトガレン条約を守っていないながら、日本を含めた先進国陣営であることが伺える。

反対にパキスタン側にアウトキャストブリゲードがいる。

 

この回は本当に拘りが感じられて、まず舞台となってるいるのが印パ紛争最前線のカシミールカラコルム山脈が舞台。

エグゾの装備はまだ手探りという段階で、武器はエグゾ専用設計ではなく、既存の兵器の組み合わせを使っているし、外部モニターに至っては配線をテープで留めただけのタブレットを使っている。

ありあわせを取ってつけたような無骨な仕上がり。

ミサイルは優先誘導。

 

更に、スキーをつけているのだが、これはテレマークスキーと言って雪の上を歩きやすい仕様。

テレマークターンという独特のターンも見られる。

確かにこの場面ではアルペンスキーよりテレマークスキーが最善なのだが、それを見せるクリエイターの拘りが凄い。

インド側もパキスタン側もエグゾを移動手段としての用途として扱っている。

 

三谷島が自衛隊装備のSIGではなくグレッグを持っているのもこだわりを感じる。

偽装していると言えども使い慣れた拳銃を使いたいというところか。

頭を下げて敵機に接近する姿勢や、トリガー周りの取り扱いなど本当に細かい。

 

ここでも傷マークのエンブレムが現れるが、ここでもまだアウトキャストブリゲードは組織されていなさそうなので、あれはザヒールが搭乗していると思われる。

先進国側と争っているパキスタン側にザヒールがエグゾの操縦・戦闘法や運用法を指南しているのだろう。

 

初搭乗のエグゾで華麗にスキーを乗りこなし、敵機を撃墜し、ザヒールと引き分けた三谷島はとんでもない能力が恐ろしい。

ザヒールを取り逃がしたものの、敵機を2機撃墜してザヒールと引き分けた三谷島の勝利といえる。

 

あとインド舞台のワンチャックが優秀なのと、ラダックスカウトというのは実在の舞台でエンブレムも作中と同じくアイベックス。

 

 

 

EP4 2017年 中東

最先端のエグゾ装備は民間警備会社にある。

資金力豊富な先進国はエグゾの投入ができないため、民間警備会社がエグゾを用いた対エグゾ戦最先端にいる。

資金豊富な先進国側につきながら、後進国のゲリラ等を主に相手にしている模様。

ホバリング装置や海の中、

 

石油プラントを襲っているのは、石油を必要とするのは主に先進国側であって、燃料の要らないエグゾを活用している後進国側による妨害工作がメイン。

 

コマツキャタピラーやリープヘルといった建機産業の株価が低迷していること、エグゾがペドラ(宇宙人)の中古品であることなどが語られる。

 

 

EP5 2016年 サブサハラ・アフリカ

戦車は先進国側の支援を受けていると思われる

ドローンでエグゾの位置を特定し、遠距離砲撃で倒すという、対エグゾ戦術が発達している模様

訓練なし、武器なしのエグゾでは先進国の軍隊には勝ち目がなさそう

ボトムズ的な世界感で、壊れたら別のエグゾに乗り換えてガンガン乗り捨てていくスタイル。

ザヒールがかっこいい。

ザヒール実はこれまで苦労していて、初めての対エグゾ戦に駆り出されて機体を破壊されたり、カシミール戦線に投入されて機体を破壊されたりしている。

今回は紛争地帯で先進国が支援する既存秩序の勢力と単騎でやり合う羽目に。

 

 

EP6 年は明らかにされていないが、EP5から少し時間が経過したくらい。2016-2017年 サブサハラ・アフリカ

アウトキャストブリゲードの結成と活躍

アウトキャスト・ブリゲード(見捨てられた旅団)の由来も明らかになる。

貧困国で使い捨てにされていた子ども達を中心に組織されたという意味。

アウトキャストブリゲードと相対するのはヘリや戦車で、先進国側の支援を受けている。

十分な武器がない中でエグゾを投げ捨ててヘリにぶつける戦法はオブソリートならでは。
ザーヒルの勢力はエグゾを駆使してアフリカの紛争を解決し、彼らなりの秩序を目指していることが描かれる。

 


EP7 2021年 アフリカ・アザニア
ザーヒルの所属する国が明かされる。
アフリカ連合のアザニア共和国。
レシャップ大統領直属の特殊な役職であることが分かる。
ザーヒルアウトキャスト・ブリゲードのジャマル達に伝えたように、ザーヒル自体もレシャップ大統領に鍛えられたであろうことが分かる。
レシャップの経歴がなかなか骨太。
レシャップの意図として、エグゾフレームで南北の技術格差を解消し、それに伴う経済格差を解消することを目的としている。
アメリカ海軍のボウマン達がレシャップの狙いを理解する。

現在でも紛争が起こっているコンゴ

作中ではアメリカを含む西洋諸国はコンゴ紛争から撤退。

サンクトガレン条約の締結国ではないアフリカでエグゾ同士の戦闘に介入しても利益が少ないと、アメリカは消極姿勢。

そこにアザニアが武力介入をしているということが語られる。

 


EP8 2022年 アメリカ・エリア51
アメリカ軍によって様々な実験が行われている。
エリア51は空軍の研究所で、ボウマン達は海軍。
軍の垣根を超えた交流が行われる。
エグゾの耐久性、機構など
5年前から研究所を設立してアメリカがエグゾ研究していた。
エグゾの基礎研究をしていた研究者達は更迭され、応用研究に興味を持ったはみだしもののギーク達が現在のエグゾ研究をしている。
エグゾの素体に、アメリカの現代科学の粋を詰め込んだ外装とエグゾに最適化した武器を搭載する。
アメリカ政府は軍産複合体の維持のために、エグゾの兵器運用には興味がなく、ボウマン達が2016年から行ってきたエグゾの調査と報告は上層部に握りつぶされたことが明かされる。
既存産業のためにエグゾの受け入れを拒むアメリカ政府という、イノベーションのジレンマに陥っている。

 


EP1 2023年 南アメリカのどこか
時系列的にここでEP1に戻る。
EP8まで見たらEP1に戻って見て欲しい。
初見とは全く違って見えるはずだ。

エクアドル・ペルー間の紛争が長期化。
アメリカはコロンビアの駐留米軍を増強を表明。
キューバボリビアニカラグアベネズエラが抗議。
アルゼンチンもアメリカを批判。

ここでアメリカ海軍のボウマン達は秘密裏にペルーに軍事介入しエクアドル軍と戦う。
しかし、エクアドル軍だと思っていたのが実際には高度に組織化されたアウトキャスト・ブリゲードだった。

EP8に登場した米カスタムエグゾの初実戦投入。
米エグゾは熱戦で敵機のコックピットを直接焼き切るナイフ的な武器やアサルトライフル、暗視装置、ホバリングでの水上移動など豊富な装備を揃えている。
持ち運び式のレーザー兵器はエグゾと高性能兵器という米エグゾの真骨頂というところ。
戦局に合わせて武器を上空から投下し、使い分けるという運用をしている。

 


EP9 2023年 南米 おそらくマチュピチュの遺跡が舞台
ここからはボウマン率いる米海軍vsザーヒル率いるアウトキャスト・ブリゲートの戦いではない。
オムニバス形式でエグゾの浸透した世界を描く。
今回はプレデター回。
ベネズエラvsペルーの紛争地が舞台。
ペルー軍vsベネズエラ軍の紛争。
エクアドルとペルー間の紛争だったはずが、ベネズエラエクアドル側として参戦している。
ここでもベネズエラ軍だと思われた舞台はアウトキャスト・ブリゲート。
ローレンス・フィッシュバーン似の隊長率いるペルー軍が姿の見えない敵に次々と撃破されていく。
着弾と銃声から距離を推測するなど、ミリタリー的な視点もリアル。
ペルー軍のエグゾは背面に防御が施されている。
これはコックピットへの直接攻撃を防ぐ狙いがあると思われる。
EP1で米軍がアウトキャスト・ブリゲート機を背後からビームサーベル的な武器で破壊した攻撃への対策が施されている。
これは米軍による情報伝達だろうか。

ジャングルの中の古代遺跡・見えない敵による軍人の狩り・青く光る液体・戦士たちの幻覚
エグゾを用いたプレデターとしてとても良くできている。

 

 


EP10 2025年 ソノラ・アリゾナ
メキシコから国境を超えてアメリカに違法入国する人たちの話。
移民を狙う盗賊がいる。
盗賊は2グループ。
一つが密入国屋とはメキシコ側のカルテル
彼らはドローンから爆弾を投下したり、エグゾを武器にしている。

もう一つがアメリカ側の盗賊
盗賊の武器はエグゾはもちろん、武器を積んだピックアップトラック
エグゾを使っていないことから、アメリカでは未だにエグゾを受け入れていない。
つまり、EP8で2022年にボウマン達が言っていたように、軍産複合体による既存産業を捨てられず衰退していったことが予想される。

アメリカとメキシコ国境の壁(トランプが作ると言っていたやつ?)は作りかけのまま。
アメリカはアザニアなどのエグゾの積極利用をする勢力との戦いに劣勢、あるいは負けていることが描かれる。

青く光る液体(ゲルシステム)を流しながら、マチューテを持つエグゾがかっこいい。
この話もオムニバス的な話ではあるものの、非常に良い。
前半が軍事・世界情勢・SF的な作りだったが、後半はエモーショナルな話が続く。
このエピソードのテーマは荒廃する世界でチャンスを繋いでいく人たちだろうか。

 


EP11 2030年 北欧・バレンツ海
海底回。
海中作業用のエグゾまで登場している。
もはや世界の趨勢は決したか。
ロシアの工作員が海底ケーブルを破壊している。
ロシアと敵対するのはノルウェーだろうか。

この回の戦闘もすごく良い。
静かで暗い海底。
暗闇の中で一瞬光る敵機のアイサイト。
魚雷による煙幕、プロペラを使わずフィンで静かに敵の背後を取ってありあわせの武器で戦う。

エグゾが二人乗りになったのかと思えば、エグゾの中でだけ出会える男女という物語。
ロボットものとその組み合わせはゼーガペインを思い出す。

 


EP12 
エグゾブラスター!
おそらく時期はEP8の辺り。
この後の顛末を知ってからボウマン達を見ると、ぐっとくるものがある。

 

 

髭と長髪は逸脱の証

 

髭と長髪が好きな女性が一定数いる。
なぜなのか不思議だったのだけど、サラリーマンを沢山眺めていて答えが出た。
髭と長髪はサラリーマンにはない特徴なのだと。

業種によって違うかもしれない。
ウェブ系やデザイン系にはむしろ髭男が多いかもしれない。
でも、一般的にサラリーマンに髭と長髪は少ない。
それは逸脱の証であり、不安定な男の証なのだ。

安定した高スペックな男が好きな女性が多い一方で、不安定な男が好きな女性もいる。
不安定な男には、どこか色気がある。らしい。
色気はアンバランスの中に生まれるという。
安定した生活を捨てて、よく分からない仕事をしている男に惹かれる女性はいる。
彼女達は意外にも、安定した職についていて独立した人が多い。
自分の生活にはない刺激を求めるのか、依存する必要がなくなると自分のタイプを追い求められるのか。

髭と長髪は逸脱の証であるとともに、清潔感の証明でもある。
逆説的なのだが、髭と長髪は気を使わないと一気に汚くなる。
放浪生活をしているバックパッカーのような見た目になってしまうのだ。
そういう無精タイプの髭と長髪は、はなから女性の視界には入らない。
気を使った清潔間を保てている髭と長髪のみが女性の視界に入る。
一般的には汚いはずなのに、あの人は不思議と汚く感じないとか、人と違って雰囲気がある、と感じるわけだ。
ここに至るのはコストがかかる。
しかし、それ故にきちんとやればツルツルの肌と短髪にも勝る色気を演出できる。

髭と長髪を使いこなせる人がモテる理由が少しわかった気がした。

どんな人の予測であっても役に立たない  

予測には3パターンある
1. 自分の予測に賭ける人
2. 予測を売る人
3. どちらでもなくただ放言する人

 


3にあまり意味がないことは言うまでもない。
居酒屋談義と同じだ。


2はどうだろうか。
自分の予測に報酬が左右される。
でも、こういう人達の予測も統計的には素人と変わらない。
そもそも、本当に予測が当たるなら、自分でそこに賭ければもっと儲かるはずだ。

 


1に関しても、あまり役に立たない。
そもそも、ヘッジファンド個人投資家のリターンは市場平均と大差ない。
それでも一部で卓越した成果を出している人もいる。
彼らは予想を立てているというよりも、反応していると言ったほうが近いと思っている。
こうなったらこうする、という確度の高いパターンを持っていて、市場がその反応を見せたとき、すかさず食いつく。
食虫植物の狩りのようなものだと思う。
大局的で長期的な予想が正確というわけではない。
もしくは、スティーブ・コーエンがやったように、非公開情報を非合法に集めるようなズルだ。
この手の情報が表に出ることはない。

 


金の卵を産むニワトリを売る人間はいない、ということを頭に入れておけば、予想なんて気にするだけ無駄だということは自明なのだ。
今回は予想と成果が直結する金融市場を例に考えた。
他の対象であっても予想なんて当たらないと思っていい。
むしろ、お金と直結しない予想を真面目にやるインセンティブがないので、他の分野の方が予想が当てにならないかもしれない。

マニュアルやルーティンには、なぜそれをするのか、を併記する

 

マニュアルやルーティンを作るときに、なぜそれをするのか、理由を併記するほうが良い。
マニュアルやルーティンは、使い続けていると、なぜそれをする必要があるのか、理由を忘れてしまう。

理由を忘れることによるデメリットは2つ

1. マニュアルを守る意味が分からなくなり、無視するようになる

2. 重要度の低い手順をマニュアルから外せなくなる


1について
これは言うまでもない。
元々は失敗を避けて、上手くいく方法を記述するのがマニュアルだ。
時間とともに失敗の痛みは忘れられ、成功が当たり前になる。
なぜそれをするのかを書いておかないと、マニュアルを無視して同じ失敗を繰り返す。

2について
マニュアルは小さくしておく必要がある。
長いマニュアルは守られない。
本当に必要なことだけを書き、重要度の低いことは外す。

なぜそれをするのかを書いておかないと、その手順がどれほど重要なのか、あとで判断できない。
マニュアルがどんどん大きくなり、それに伴って実行力が低下していく。
こちらの方が弊害が大きいかもしれない。
1は失敗すればまたマニュアルは守られるが、ズルズルと無駄なことにコストを割くほうが損失は大きそうだ。

パスタは同じ具材なら、火入れのタイミングは一緒

 

3週間ほどパスタを作り続けていて分かったことのメモ。
パスタの具材の火入れについて。
パスタは同じ具材なら、どのレシピでも火入れのタイミングはだいたい同じというのが分かった。

たとえば、
オリーブオイルとにんにくを火にかけて弱火で温める
唐辛子はにんにくに色味がついたら投入
イタリアンパセリは焦げやすいのでこの辺りで投入
アンチョビは火を止めて予熱で溶かす
トマトペーストはここで入れて少し炒める
茹で汁を入れる
バジルを茹で汁と煮る
火を止めてパスタの茹で上がりを待つ
パスタが茹で上がる30秒前くらいに火をつけて温める


基本的に火が通りにくく、焦げにくいもの、を先に入れて、そうでないものを後に入れる。
にんにくはオイルに香りを移すのが目的なので、みじん切り、薄切り、潰しに関わらず最初から入れる。
他の具材とのタイミングで焦げそうなときは、潰しを使って途中で引き上げることが多い。
火が入りすぎないように、オイルでの加熱が終わったら茹で汁を入れて冷ましておく。

パスタはソースを作って、そこに麺を投入する料理。
先にソースを作っておく。
ソースは温め直せばいいので、火を止めて置いておく。
茹で汁を入れた状態だと、油と比べて加熱しても温度が上がりすぎることがない。

これさえ分かっていれば、どんな具材や調味料の組み合わせでも作れる。

生鮮食品はフレッシュ&セーブに入れておく

生鮮食品はフレッシュ&セーブに入れておく

ツヴィリングのフレッシュ&セーブを使っている。
以下FSとする。
FSは食品保存容器で、手軽に真空保存ができる。

真空保存をすると食品が痛みにくくなり、保存期間が伸びる。
肉や魚は3日から5日。
野菜は1週間から2-3週間に伸びる。

スーパーで肉を買うときも、ラップで包んである肉と真空保存してあるものだと、後者のほうが消費期限が長い。

これで食材を食べきれずに腐らせることが減らせる。
節約になるし、エコでもある。
個人的に大きいのが、買い物に行く回数を減らせるということだ。

買ってきたら冷蔵庫に入れる、前にFSに入れてから冷蔵庫に入れることを習慣にするだけで、様々な節約ができる。

余談で食品ロスの話。
食品ロスの削減が叫ばれているけれど、実は日本の食品ロスはそう多くない。
家庭の食品ロス率は3.7%しかない。
アメリカでは確か50%程度だったはずなので、日本がいかに優等生かがよく分かる。